IT資格用語解説基本情報技術者試験・データベースの設計
概念データモデル
更新日:
用語解説
概念データモデルは、業務で管理すべき対象、対象間の関係、主要な業務規則を、DBMS、表、データ型などの実装技術から独立して高い抽象度で表現したモデルです。
■ 試験で押さえるポイント
顧客、商品、注文などのエンティティと、顧客が注文するなどのリレーションシップ、識別に必要な主要属性をER図等で表します。
業務担当者と分析者が用語・範囲・規則を合意するために作り、システム境界を越えた情報の全体像と重複・不足を確認します。
論理データモデルでは属性、主キー、外部キー、正規化を具体化し、物理データモデルでは表、列型、索引、分割など製品依存の実装を決めます。
画面レイアウトやプログラム処理手順を表すモデルではなく、業務上どの情報が存在しどう関係するかを表します。
■ 選択肢での判断ポイント
実装方式に依存しない業務視点なら概念モデル、正規化した表構造なら論理モデル、DB製品向けの型・索引なら物理モデルと判断します。
例: 『顧客は複数の注文を行い、注文は複数の商品を含む』という対象と関係を、テーブル名やSQL型を決める前にER図で表します。