IT資格用語解説基本情報技術者試験・ネットワーク接続
リピータ
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用語解説
リピータは、OSI物理層で、伝送中に減衰・ひずみが生じた信号を受信し、波形整形、タイミング再生、再送出によって伝送距離を延長する中継装置です。
■ 試験で押さえるポイント
デジタル信号では単に電力を増幅するだけでなく、0と1を判定して波形を整え、タイミングを取り直す再生中継を行うため、雑音までそのまま増幅する増幅器と異なります。
ビットを信号として扱い、Ethernetフレーム、MACアドレス、IPアドレスを解釈しません。このため宛先別の転送、フィルタリング、ルーティングはできません。
Ethernetのリピータは接続した区間を一つの衝突ドメインとして延長します。衝突や不要フレームを分離しないため、端末数増加時の性能改善装置ではありません。
リピータの段数と総距離には、信号品質だけでなく伝搬遅延や規格上の制限があります。無制限に直列接続して距離を延ばすことはできません。
■ 選択肢での判断ポイント
物理層、信号再生、伝送距離延長、アドレスを見ないという特徴を選びます。MACで転送先を選ぶL2スイッチやIPで経路を選ぶルータと区別します。
例: 長いケーブルの途中で弱く崩れたビット信号を受け、0/1を再判定して規定波形で次区間へ送ります。受け取ったフレームの宛先がどこかは判断しません。