レイヤー3 (L3) スイッチ
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用語解説
レイヤー3(L3)スイッチは、L2スイッチのMACアドレスによるフレーム転送に加え、IPアドレスと経路表によるルーティング機能を備えた装置です。特にLAN内のVLAN間を高速に中継する用途で使われます。
■ 試験で押さえるポイント
同一VLAN内ではL2転送を行い、異なるVLAN又はIPサブネット間では各VLANの論理インタフェースを経由してL3転送します。端末はそのインタフェースをデフォルトゲートウェイにできます。
多くの製品は学習済み経路のパケット転送をASICやTCAMで高速処理しますが、現代のルータもハードウェア転送を行います。ハードウェア対ソフトウェアだけが両者の定義差ではありません。
L3スイッチは多数のEthernetポートとLAN内ルーティングに重点を置き、ルータはWAN回線、VPN、NAT、広範な経路制御などを豊富に備える傾向がありますが、製品機能は重なります。
VLANでブロードキャストドメインを分けても、相互通信にはL3機能と経路設定、アクセス制御が必要です。単なるL2スイッチでは異なるVLAN間を転送できません。
■ 選択肢での判断ポイント
MACによる同一VLAN内転送と、IPによるVLAN間ルーティングの両方を一台で行う装置として選びます。『ルータは必ずソフトウェアで低速』という説明は誤りです。
例: 営業VLAN10を192.168.10.0/24、開発VLAN20を192.168.20.0/24とし、L3スイッチに各VLANのゲートウェイを設定すると、アクセス制御に従って両VLAN間をルーティングできます。