ソフトウェア再利用

更新日:

用語解説

ソフトウェア再利用は、既に作成・検証された要求、設計、アーキテクチャ、部品、ライブラリ、サービス、テスト、文書などを別の開発でも利用し、工数削減と品質安定を図る考え方です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 再利用部品は高凝集・低結合、明確で安定したインタフェース、環境依存の局所化、適切な粒度を意識して、再利用される前提で設計します。

  • ブラックボックス再利用は内部を変えずインタフェース経由で使い、ホワイトボックス再利用は内部を理解・変更して使います。後者は保守負担が増えます。

  • 実績ある部品は欠陥低減に役立ちますが、要件適合性、品質、性能、脆弱性、ライセンス、保守期限、互換性を利用先ごとに評価します。

  • コピー&ペーストは派生箇所が独立して修正され、欠陥修正が漏れやすくなります。共有部品として版管理し、変更影響と利用先を追跡します。

■ 選択肢での判断ポイント

再利用は工数を常にゼロにするものではなく、検索・評価・適合・統合・試験の費用が掛かります。部品化、標準化、独立性が成功条件です。

例: 認証処理を共通ライブラリとして10システムで使えば、修正を一つの版へ集約できます。ただし新版へ更新した全利用先で互換性と回帰テストを確認します。

音声で聞く

同じ分野の用語