クロスセクションデータ
更新日:
用語解説
クロスセクションデータは、同一時点又は同一期間に、複数の個人、企業、地域、製品など異なる観測単位について、同じ項目を横断的に測定したデータです。
■ 試験で押さえるポイント
ある年の都道府県別人口、同月の顧客別購買額などが例で、対象間の分布、差、属性間の関連を分析します。
一つの対象を時間順に追う時系列データと異なり、観測単位間の独立性や標本抽出、母集団の代表性が重要になります。
一時点の関係から時間的な変化や因果方向は分かりません。所得と購買額が関連しても、どちらが原因かは別途検証します。
観測時点・期間、項目定義、単位をそろえ、規模差には1人当たり値や比率、標本設計には重み付けを検討します。
■ 選択肢での判断ポイント
時間を固定して多数対象を横断比較するデータです。同じ対象の月次推移は時系列、複数対象を複数時点追跡すればパネルデータです。
例: 2026年7月時点の100社について、従業員数、売上、IT投資額を集めたものはクロスセクションデータで、企業規模とIT投資の関係を分析できます。