否認防止
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用語解説
否認防止(Non-repudiation)は、通信や取引へ関与した当事者が、後から送信・受信・承認などの事実を不当に否定できないよう、第三者も検証可能な証拠を生成・保存する性質です。
■ 試験で押さえるポイント
送信者の秘密鍵によるデジタル署名は、署名者と内容の完全性を検証でき、信頼できるタイムスタンプはそのデータが時刻以前に存在した証拠を補強します。
証明書の有効性、鍵管理、本人確認、署名対象、時刻、監査ログ、長期検証情報を一体で保ち、単なる画面表示や自己申告に頼りません。
共通秘密鍵を使うMACは送受信者双方が生成できるため、第三者に対してどちらが作ったかを証明しにくく、通常は強い否認防止を提供しません。
責任追跡性は行為者をログから追えること、否認防止は当事者が関与を否定できない証拠性に重点があります。
■ 選択肢での判断ポイント
デジタル署名とタイムスタンプが代表対策です。共通鍵暗号やMACだけでは、第三者へ送信者を証明する否認防止になりにくい点を押さえます。
例: 発注書のハッシュへ担当者の秘密鍵で署名し、認定時刻を付けて保存すると、後から内容と署名者・時刻を検証できます。