信頼性

更新日:

用語解説

信頼性(Reliability)は、システム又は構成要素が、定められた条件と期間にわたり、要求された機能を故障せず一貫して正しく実行できる性質です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 故障率、平均故障間隔MTBF、一定時間に故障しない確率、誤処理率などで評価し、設計余裕、部品品質、冗長化、試験、予防保守で高めます。

  • 可用性は必要時に使える割合で、故障頻度だけでなく修復時間MTTRにも依存します。定常的な近似では可用性=MTBFMTBF+MTTR\text{可用性}=\dfrac{\mathrm{MTBF}}{\mathrm{MTBF}+\mathrm{MTTR}}です。

  • バグが一つもないという絶対状態ではなく、想定条件、負荷、期間、機能を明確にして統計的・実証的に評価します。

  • 冗長化は一要素の故障へ強くしますが、共通原因故障、誤った切替え、複雑性が新たな故障要因になるため独立性と故障検出が必要です。

■ 選択肢での判断ポイント

一定条件・期間に故障せず正しく機能する性質です。可用性は故障しても迅速修復すれば高くできるため、信頼性と同一ではありません。

例: MTBF=990時間\mathrm{MTBF}=990\,\text{時間}MTTR=10時間\mathrm{MTTR}=10\,\text{時間}なら、近似可用性は990/(990+10)=0.99=99%990/(990+10)=0.99=99\%です。これは故障しない確率そのものではありません。

音声で聞く

同じ分野の用語