完全性

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用語解説

情報セキュリティの完全性(Integrity)は、情報及び処理が正確かつ完全で、権限のない又は意図しない変更・削除・破壊を受けていない性質です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 入力検証、職務分離、更新権限制御、トランザクション制約、版管理、変更承認により、不正・誤操作による改変を予防します。

  • ハッシュ、MAC、デジタル署名、照合、監査ログで改変を検出し、バックアップや正本から正しい状態へ回復します。ハッシュだけでは改変を防止しません。

  • 完全性は「必要なとき使える」可用性や「秘密が漏れない」機密性とは別で、公開情報でも改ざんされれば完全性事故です。

  • データだけでなく、プログラム、設定、ログ、時刻、処理結果の完全性も対象で、生成から廃棄まで由来と変更者を追跡します。

■ 選択肢での判断ポイント

無断・誤った変更や破壊から情報の正確さ・完全さを守る性質です。ハッシュは主に改ざん検出、暗号化は主に機密性へ使います。

例: 振込額と口座を権限・入力制約で保護し、取引ログへ署名を付けて、1万円が100万円へ不正変更された場合に検出・追跡します。

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