一事実一箇所

更新日:

用語解説

一事実一箇所は、業務上同じ事実の正本を複数箇所へ重複保持せず、権威ある一つの場所で管理し、他から参照する設計原則です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 重複した値の一部だけを更新して不一致になる更新異常を防ぎ、変更責任、監査、データ品質を明確にします。

  • 関係DBの正規化、プログラムの共通定数・関数、設定の一元管理等に現れるDRYの考え方と関連します。

  • キャッシュ、複製、集計表等で物理的コピーを持つ場合も、正本、同期規則、更新方向、期限、障害時整合性を定めます。

  • 全情報を一つの巨大な表・サービスへ集める意味ではなく、各事実に責任を持つ唯一の情報源を定めることです。

■ 選択肢での判断ポイント

同一事実の正本を一つにし、重複更新による不整合を防ぐ原則です。性能用複製を全面禁止する考えではありません。

例: 顧客住所の正本を顧客表に置き、注文書へは顧客IDを保存します。配送時点住所を残すなら履歴事実として目的と更新規則を別に定義します。

音声で聞く

同じ分野の用語