サブネットマスク

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用語解説

サブネットマスクは、IPv4のアドレスのうち、ネットワーク部を1、ホスト部を0で表した32ビットの値です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 255.255.255.0は先頭の24ビットが1なので、/24と同じ意味です。

  • IPアドレスとマスクのANDでサブネットアドレスを、マスクのビットを反転した値とのORでブロードキャストアドレスを求めます。

  • 1のビットを増やすとサブネットの数は増えますが、1つのサブネットで使えるアドレスは減ります。

  • 使えるホストの数は 2n−22^{n}-2(nはホスト部のビット数)です。2を引くのは、サブネットアドレスとブロードキャストアドレスを除くためです。

マスクの値

2進数

ブロック幅(256−値)

第3オクテットにあるとき

第4オクテットにあるとき

128

10000000

128

/17

/25(ホスト126台)

192

11000000

64

/18

/26(62台)

224

11100000

32

/19

/27(30台)

240

11110000

16

/20

/28(14台)

248

11111000

8

/21

/29(6台)

252

11111100

4

/22

/30(2台)

254

11111110

2

/23(ホスト510台)

/31(通常は使わない)

■ 解き方(10進数のまま計算する)

  1. マスクが255でも0でもない「境目のオクテット」を探します。/表記なら、/17〜/23は第3オクテット、/25〜/30は第4オクテットが境目です(例: /22は第3オクテットが252)。

  2. 境目のオクテットで「ブロック幅=256−マスクの値」を求めます。

  3. IPアドレスの境目の値以下で最大の、ブロック幅の倍数がサブネットアドレスの値です。それより前のオクテットはそのまま、後ろのオクテットは0にします。

  4. 「サブネットアドレスの値+ブロック幅−1」がブロードキャストアドレスの値で、後ろのオクテットはすべて255にします。

  5. ホスト部のビット数 n=32−プレフィックス長 から、アドレスの数 2n2^{n} と、使えるホストの数 2n−22^{n}-2 を求めます。

例題1 サブネットマスクが255.255.252.0のとき、172.30.123.45のホストが属するサブネットのアドレスは?

→ 境目は第3オクテット(252)で、ブロック幅は256−252=4です。123以下で最大の4の倍数は120なので、サブネットアドレスは172.30.120.0です。ブロードキャストアドレスは172.30.123.255、使えるホストは 210−2=10222^{10}-2=1022 台です。

例題2 クラスCのネットワークを、50台ずつ収容できる4つのサブネットに分けるときのサブネットマスクは?

→ 50台以上入るホスト部は6ビット(26−2=622^{6}-2=62 台)です。残りの2ビットで4つのサブネットを作れるので、/26つまり255.255.255.192です。

例題3 IPアドレスaとサブネットマスクmからホストアドレスを求める式は?

→ ホスト部だけを残すには、マスクを反転してホスト部を1にした値とANDを取ります。答えは「a AND(mのビット反転)」です。マスクを反転した値とのORなら、ブロードキャストアドレスになります。

■ 選択肢での判断ポイント

マスクの値を見たら、まずブロック幅(256−値)を出します。サブネットアドレスはブロック幅の倍数、ブロードキャストアドレスは次の倍数の1つ手前です。ホスト数の問題では、2を引き忘れた値(/28なら16)や、プレフィックス長そのもの(28)が誤りの選択肢によく入っています。

例: 255.255.255.192は/26で、1つのサブネットは64アドレス、使える端末は62台です。

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