現状分析
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用語解説
現状分析は、要求分析の対象となる現在の業務、システム、データ、組織、利用状況を事実に基づいて可視化し、問題点、制約、原因及び改善の余地を明らかにする作業です。
■ 試験で押さえるポイント
業務フロー、帳票、データ、システム構成、担当者、処理時間、件数、費用、エラー等を調べ、誰が・いつ・何を・どのように行っているかを整理します。
文書や規程だけで判断せず、記録の分析、担当者への聞取り、現場観察を組み合わせます。定められた手順と実際の運用が異なる場合は両方を記録します。
事実、そこから導く解釈、改善案を分けます。先に製品や解決策を決めると、それに都合のよい問題だけを拾うおそれがあります。
現状を表すAS-ISと、目標とするTO-BEを比較することで差を把握し、次の課題定義や要求仕様の根拠にします。
■ 選択肢での判断ポイント
現状分析では、現在の業務やシステムを事実と数値で把握し、すぐに解決策を決めません。AS-ISは現状、TO-BEは目標状態という対応を押さえます。
例: 受注処理を調べ、担当者ごとのExcel転記に平均15分、入力誤りによる手戻りが月40件あると測定し、業務フローとデータの重複を現状の問題として整理します。