要求仕様書

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用語解説

要求仕様書は、対象システム又はソフトウェアが何を満たすべきかを、ステークホルダ間で確認・合意できる形に記述した文書です。機能要求、非機能要求、外部インタフェース、データ、制約、前提、受入条件等を含みます。

■ 試験で押さえるポイント

  • 機能要求はシステムが提供する処理やサービス、非機能要求は性能、可用性、セキュリティ、使用性、保守性等の品質や条件を表します。

  • 曖昧語や主観表現を避け、一意性、完全性、整合性、実現可能性、検証可能性を持たせます。「速い」ではなく応答時間や同時利用者数等で具体化します。

  • 各要求へ識別子、優先度、根拠、依存関係、検証方法を付けると、設計・テストとのトレーサビリティや変更時の影響確認に利用できます。

  • 要求仕様書は何を実現するかを定める文書で、内部構造やアルゴリズム等の実現方法を定める設計仕様書とは役割が異なります。承認後の変更は版と合意を管理します。

■ 選択肢での判断ポイント

要求仕様書には機能要求だけでなく、性能・可用性・セキュリティ等の非機能要求や制約も記載します。要求は検証可能に記述することと、設計との役割の違いが重要です。

例: 「検索は速くする」ではなく、「通常負荷で商品検索要求の95%を2秒以内に応答する」と記載し、負荷試験で合否を判定できる要求にします。

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