相対参照・絶対参照・複合参照($と式の複写)

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用語解説

相対参照・絶対参照・複合参照は、表計算ソフトで式を他のセルへ複写したときに、式の中のセル番地を変えるか固定するかを決める指定方法です。番地の列記号や行番号の前に$を付けると、その部分は複写しても変わりません。

■ 試験で押さえるポイント

  • 相対参照(例:B4)は、複写先の位置に合わせて列も行も変わります。1行下へ複写すると B5、1列右へ複写すると C4 になります。

  • 絶対参照(例:$B$1)は、列も行も固定され、どこへ複写しても B1 を指します。

  • 複合参照は片方だけを固定します。B$1 は行だけ固定(下へ複写しても1行目のまま)、$B1 は列だけ固定(右へ複写してもB列のまま)です。

  • 下へ複写するときに変えたくないのは行番号なので、行の前に$を付けます。右へ複写するときは列記号の前に$を付けます。

式中の表記

1行下へ複写

1列右へ複写

B1(相対参照)

B2

C1

$B$1(絶対参照)

$B$1

$B$1

B$1(行だけ固定)

B$1

C$1

$B1(列だけ固定)

$B2

$B1

範囲の始点だけを固定すると、下へ複写するたびに範囲が広がります。例えば C3 の式で 合計(B$3:B3)を下へ複写すると、C5 では 合計(B$3:B5)となり、3行目からその行までの累計になります。

■ 選択肢での判断ポイント

複写の方向(下か右か、両方か)を確認し、複写しても変えたくない参照に$が付いている選択肢を選びます。下と右の両方へ複写する場合は、行固定と列固定を参照ごとに使い分けます。

例: C3 に IF(C2 < 平均($C2:$E2),'×','○')を入れて D3、E3 へ右に複写すると、C2 は D2・E2 と変わり、平均の範囲は C2:E2 のまま固定されます。

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