IPv4とIPv6
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用語解説
ネットワーク層でパケットをアドレス指定・中継するIPの版です。IPv4は32ビット、IPv6は128ビットのアドレスを使い、ヘッダ構造、設定、近隣探索、フラグメント等の動作も異なります。
■ 試験で押さえるポイント
IPv4は10進ドット表記、IPv6は16進コロン表記を使い、連続する0を一度だけ`::`で省略できます。
IPv6はルータが途中でフラグメントせず、送信元がPath MTU Discovery等に基づき処理します。ICMPv6を不用意に遮断すると通信障害になります。
IPv6近隣探索はARPではなくICMPv6 Neighbor Discoveryを使います。自動設定にはSLAACやDHCPv6があり、役割は構成により異なります。
IPv6にもリンクローカル、グローバルユニキャスト等の範囲があり、アドレス空間が広いことだけで認証・暗号化・アクセス制御が不要にはなりません。
移行ではデュアルスタック、トンネル、変換を使います。二つのプロトコルを運用すれば、FW規則、監視、DNS、資産管理も双方へ必要です。
■ 過去問での着眼点
IPv4は32ビット、IPv6は128ビットで、IPv6の近隣探索はARPではなくICMPv6を使います。アドレス枯渇の改善だけでなく、IPv6側のFW・監視設定漏れがセキュリティ上の盲点になります。
例: 端末がIPv4とIPv6を同時利用するなら、IPv4だけで通信を遮断してもIPv6経由で到達され得るため、両方の経路とログを確認します。
IP4アドレスの範囲
クラス | 第1オクテットの範囲 | 主な用途 |
|---|---|---|
クラスA | 0.0.0.0~127.255.255.255 | 超大規模(大企業・政府機関など) |
クラスB | 128.0.0.0~191.255.255.255 | 中・大規模(大学・企業など) |
クラスC | 192.0.0.0~233.255.255.255 | 小規模(中小企業・家庭用ルーターなど) |
クラスD | 224.0.0.0~239.255.255.255 | マルチキャスト用(一括配信通信) |
クラスE | 240.0.0.0~255.255.255.255 | 研究用 |