IT資格用語解説情報処理安全確保支援士試験・ネットワーク運用管理ツール
ping
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用語解説
対象へICMP Echo Requestを送り、Echo Replyを受け取ることで、IP層の到達性、往復時間(RTT)、パケット損失の概況を確認する診断コマンドです。IPv6ではICMPv6のEchoを用います。
■ 試験で押さえるポイント
応答時間は送信から返信までの往復時間で、複数回の最小・平均・最大値や損失率から、遅延や不安定さの手掛かりを得ます。ただし経路のどこが遅いかまでは直接分かりません。
ICMPがファイアウォールで遮断・低優先処理されると、対象が稼働していても応答しないことがあります。無応答だけでホスト停止や回線断を断定してはいけません。
応答があってもIP層までの確認であり、DNS、TCPポート、TLS、Webアプリケーションの正常性は保証しません。層ごとに別の試験を続けます。
ホスト名指定では名前解決の影響を受けるため、IPアドレス指定との比較が切分けに役立ちます。送信回数、データサイズ、TTL、送信元インタフェースなども診断目的に応じて指定します。
■ 過去問での着眼点
ping=ICMPによるIP到達性・RTT確認であり、TCPやUDPのポート疎通試験ではありません。「ping成功だからWebサービスも正常」は誤りです。
例: 5回送信して4回応答なら損失率は(5-4)÷5×100=20%です。IPアドレスには応答するのにホスト名指定だけ失敗する場合は、通信経路よりDNSを優先して調べます。