IT資格用語解説情報処理安全確保支援士試験・モバイル通信サービス
eSIM(embedded SIM)
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用語解説
eSIMは、端末に組み込まれたeUICCなどのセキュアエレメントへ、通信事業者の加入者プロファイルを遠隔かつ安全にダウンロードして利用するSIMの仕組みです。物理カードを差し替えずに契約情報を導入・管理できます。
■ 試験で押さえるポイント
プロファイルには加入者認証に必要な情報や事業者設定が含まれ、eUICC内で保護されます。普通の記憶領域へ設定ファイルをコピーするだけの「ソフトウェアSIM」ではありません。
eUICCは複数の事業者プロファイルを保存できる場合がありますが、同時に有効化できる数は端末実装に依存します。保存可能であることと同時待受けできることは別です。
QRコードなどで取得したアクティベーション情報を使い、遠隔SIMプロビジョニング基盤から署名・暗号保護されたプロファイルを導入し、有効化、無効化、削除を管理します。
小型端末、腕時計、車載機器など、SIMスロットを設けにくい機器にも適します。ただし端末と事業者のeSIM対応、契約手続、通信環境が必要で、事業者変更が無条件に即時完了するわけではありません。
■ 過去問での着眼点
eSIMでも加入者認証というSIMの役割は変わらず、変わるのはプロファイルをeUICCへ遠隔導入できる点です。端末識別子IMEIや、単なるクラウド上の契約データと混同しません。
例: 利用者が事業者のQRコードを端末で読み取り、対応する加入者プロファイルをeUICCへダウンロードして有効化します。海外用プロファイルを追加保存しても、利用時には使用する回線を選ぶ必要があります。