IT資格用語解説情報処理安全確保支援士試験・仮想ネットワーク
トンネリング
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用語解説
あるプロトコルのパケットを別のプロトコルのペイロードとしてカプセル化し、本来そのままでは通せない、又は論理的に分離した通信を中間ネットワーク越しに運ぶ技術です。
■ 試験で押さえるポイント
入口で元パケットへ外側ヘッダを付けてカプセル化し、中間網は外側ヘッダで転送し、出口で外側ヘッダを除くデカプセル化を行います。利用者からは論理的な経路に見えます。
IPv6 over IPv4、GRE、IPsecトンネル、VXLANなどが例です。異なるプロトコルの運搬、拠点間接続、オーバーレイネットワーク構築など、目的は一つではありません。
カプセル化自体は暗号化や認証を意味しません。GREなどは内容を保護しないため、機密性が必要ならIPsecなどの暗号・完全性保護を組み合わせます。
外側ヘッダ分だけパケットが大きくなり、MTU超過による断片化や破棄、処理負荷、経路上から内側通信が見えにくくなる運用上の課題があります。
■ 過去問での着眼点
トンネル=カプセル化、VPN=私設網相当の通信環境、暗号化=機密性の保護、と分けます。「トンネルなら必ず暗号化され安全」は誤りです。
例: 拠点Aの私設IPv4パケットをGREで外側IPパケットに包み、インターネットを通して拠点Bで元に戻します。盗聴対策が必要ならGREだけでなくIPsecなどを追加します。