IT資格用語解説情報処理安全確保支援士試験・利用者認証
IdP(Identity Provider)
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用語解説
利用者を認証し、その認証結果や利用者属性を、信頼関係を結んだサービスへ提供する主体又はシステムです。
■ 試験で押さえるポイント
利用者の認証情報を確認し、SAMLアサーションやOpenID ConnectのIDトークンなどを発行します。
サービス提供側は、SAMLではSP、OpenID ConnectではRelying Partyなどと呼ばれ、IdPが発行した情報を検証してログインを成立させます。
IdPを利用すると認証を集約し、各サービスへ個別のパスワードを保持させずにシングルサインオンを実現できます。
発行鍵、管理者権限、利用者属性、連携先を厳格に管理します。IdPが侵害されると多数のサービスになりすましが波及する可能性があります。
IdPでの認証成功は、全てのサービスへの無条件アクセスを意味しません。各サービス側で対象利用者、役割、端末条件などを認可します。
■ 過去問での着眼点
IdPは利用者を認証して認証結果を発行し、サービス提供側はその結果を検証します。認証を担うIdPと、資源への操作可否を決める各サービスの認可処理を分けて考えます。IdPは認証結果の発行元であり、全サービスの認可を一律に決めるものではありません。
例: 社内IdPが利用者の多要素認証後に署名付きIDトークンを発行し、業務アプリケーションが発行者、宛先、署名、有効期限を検証してログインを許可します。