システム信頼性のための解析技法(FTA,FMEA,STAMP/STPA ほか)

更新日:

用語解説

システム信頼性のための解析技法は、システムの故障の原因、その因果の関係、リスクの広がりをモデルにして、故障を減らし、安全の対策を見つけるための分析の方法です。

■ 試験で押さえるポイント

  • FTA:望ましくない事象(頂上事象)から、その原因をAND・ORで木の形に分解します。

  • FMEA:部品ごとに故障の形と、その影響を表で分析します。

  • STAMP/STPA:部品の故障だけでなく、制御や相互の作用の問題から危険を分析します。

解析技法

進め方

特徴

FTA(故障の木解析)

望ましくない事象(頂上事象)から原因をAND・ORで下へ掘り下げる

トップダウン。原因の組合せと発生確率を求める

FMEA(故障モード影響解析)

部品ごとの故障モードを挙げ、システムへの影響を評価する

ボトムアップ。影響度・頻度で対策の優先順位を決める

STAMP/STPA

制御構造と相互作用から、安全でない制御を洗い出す

部品の故障がなくても起きる事故(相互作用)を扱える

■ 過去問での着眼点

上から原因を探すFTAと、下から影響を探すFMEAの違いを押さえます。

例: ブレーキが効かないという事象を、FTAで原因に分解します。

同じ分野の用語