IT資格用語解説基本情報技術者試験・開発ツールの種類と特徴
ツールチェーン
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用語解説
ツールチェーンは、ソフトウェアの作成・検証に必要な複数のツールを、前段の出力が後段の入力となる一連の処理系として組み合わせたものです。組込み開発では対象CPU向け一式が典型です。
■ 試験で押さえるポイント
プリプロセッサ、コンパイラ、アセンブラ、リンカ、ローダ、デバッガなどが連携し、ソースから実行・デバッグ可能な成果物までを処理します。
各ツールの単なる集合ではなく、オブジェクト形式、ABI、ライブラリ、デバッグ情報、対象アーキテクチャの互換性がそろう必要があります。
クロスツールチェーンはホスト上で動作し、異なるターゲット用のコードを生成します。コンパイラだけでなくリンカや標準ライブラリも対象向けです。
IDEは編集・ビルド・デバッグの操作画面を統合する環境で、内部から一つ又は複数のツールチェーンを呼び出します。両者は同義ではありません。
■ 選択肢での判断ポイント
ソース→目的プログラム→ロードモジュール→実行という入出力の連鎖を押さえ、各段階を担当するツールを特定します。
例: Cソースをプリプロセッサとコンパイラでアセンブリへ、アセンブラでオブジェクトへ、リンカでARM用実行ファイルへ変換し、デバッガで実機へ転送する一式がツールチェーンです。