IT資格用語解説基本情報技術者試験・開発ツールの種類と特徴
ICE (In-Circuit Emulator: インサーキットエミュレーター)
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用語解説
ICE(In-Circuit Emulator:インサーキットエミュレーター)は、組込みシステムの対象回路へ接続し、CPUの動作を代替又はデバッグ機構経由で制御して、実回路上のプログラム実行を詳細に観測する開発支援装置です。
■ 試験で押さえるポイント
ブレークポイント、ステップ実行、レジスタ・メモリ参照、実行トレースなどを使い、割込みや周辺回路を含むハードウェアとソフトウェアの相互作用を調査します。
従来型は対象CPUをICEのプローブで置換して動作を再現し、現在はCPU内蔵デバッグ回路へJTAGなどで接続するインサーキットデバッガも同様の目的で使われます。
ソフトウェアだけで対象機を再現する一般的なエミュレーターと異なり、実際の対象基板、信号、タイミング条件の下で確認できる点が重要です。
接続による電気的・時間的影響、観測可能な信号、リアルタイム動作を停止できない処理など制約もあるため、ロジックアナライザやトレーサーと使い分けます。
■ 選択肢での判断ポイント
組込み機器の実回路へ接続し、CPU命令の実行、レジスタ、メモリ、割込みを追跡する装置を選びます。単なるPC上の仮想実行環境ではありません。
例: モータ制御基板で割込み後だけ値が壊れる場合、ICEで割込み入口にブレークポイントを置き、レジスタとメモリの変化、命令履歴を追って破壊箇所を特定します。