IT資格用語解説基本情報技術者試験・開発ツールの種類と特徴
インスペクター
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用語解説
インスペクターは、開発・デバッグ中のプログラムや画面について、オブジェクト、変数、メモリ、DOM要素、属性、スタイルなどの内部状態を階層的に表示し、必要に応じて一時変更できる調査ツールです。
■ 試験で押さえるポイント
対象を選択すると、その型、値、プロパティ、親子関係、適用規則などを一覧化し、状態のどこが期待と異なるかを追跡できます。
デバッガが実行停止、ステップ実行、呼出し履歴など実行制御全体を扱うのに対し、インスペクターは特定対象の現在状態・属性の閲覧に重点があります。
Webブラウザの要素インスペクターではDOM、CSS、イベント、通信を確認でき、GUI設計ツールでは部品の座標、サイズ、識別子などを確認できます。
画面上での一時変更は原因切分けに有用ですが、通常はソースや設定へ保存されません。恒久修正は管理対象の原本へ反映して再テストします。
■ 選択肢での判断ポイント
名称から検査工程全般と考えず、「実行中オブジェクトや画面要素の属性・状態を表示する」機能を選びます。実行条件を自動判定するアサーションチェッカとは異なります。
例: ボタンの色が想定と違うとき、要素インスペクターで適用CSSを調べ、より詳細度の高い規則に上書きされていることを確認できます。一時修正後はCSS原本へ反映します。