パイロット生産

更新日:

用語解説

パイロット生産は、本格量産へ移る前に、量産に近い設備、材料、作業者、工程で限定数量を試験生産し、設計だけでなく製造工程・品質保証・供給体制の量産可能性を検証する活動です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 工程能力、歩留まり、サイクルタイム、設備能力、作業手順、検査基準、原価、安全性、部材供給を測り、量産条件を確定します。

  • 試作品が主に製品の機能・設計を確認するのに対し、パイロット生産品は量産工程で安定して作れるかを確認する点に重点があります。

  • 少量だから手作業で成功させるのではなく、量産時と同等の工程条件を再現し、ばらつきやボトルネックを発見する必要があります。

  • 結果を設計、治工具、工程配置、教育、検査、調達計画へ反映し、量産移行判定の基準を満たすまで改善と再検証を行います。

■ 選択肢での判断ポイント

本格量産前、小規模、量産工程の検証が識別点です。研究室で1個の機能を確かめる試作、販売後の通常量産とは区別します。

例: 100台を量産予定設備で作り良品92台なら歩留まりは92/100×100=92%92/100\times100=92\%です。目標98%に届かないため、不良原因を直して再度パイロット生産します。

音声で聞く

同じ分野の用語