季節調整

更新日:

用語解説

季節調整は、月・四半期などの時系列データから、気候、休日、商習慣などにより毎年ほぼ同じ時期に繰り返す季節変動を推定・除去し、基調や前期比を比較しやすくする処理です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 原系列をトレンド・循環、季節、不規則成分へ分解し、加法モデルでは季節成分を引き、乗法モデルでは季節指数で割ります。

  • 年末商戦で毎年売上が増える影響を除けば、12月と11月の基調的変化を比較しやすくなります。前年同月比とは別の方法です。

  • 季節だけでなく曜日数、祝日移動、うるう年、外れ値を調整する場合があります。新しい観測の追加で過去の調整値が改定されることもあります。

  • トレンド、景気循環、突発ショックを全て消す処理ではありません。季節パターンが変化すればモデルを見直します。

■ 選択肢での判断ポイント

毎年同じ時期の規則的変動を除いて異なる月・四半期を比較する目的です。単純移動平均や物価変動を除く実質化とは異なります。

例: 12月売上120、乗法型の12月季節指数1.20なら、季節調整値は120/1.20=100120/1.20=100です。前年同月との比較値を求めたものではありません。

音声で聞く

同じ分野の用語