二次的著作物

更新日:

用語解説

二次的著作物は、既存の著作物を翻訳、編曲、変形、脚色、映画化その他翻案し、新たな創作性を加えて作られた著作物です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 単なる複製や、既存作品からアイデアだけを得た独立作品ではなく、原著作物の創作的表現上の本質的特徴を直接感得できる関係が問題になります。

  • 二次的著作物の著作者は新たに加えた創作的表現について権利を持ちますが、原著作物に対する原著作者の権利は消滅しません。

  • 原著作者は二次的著作物の利用について、その二次的著作物の著作者が有するものと同一種類の権利を持つため、利用には双方の権利処理が必要になり得ます。

  • 翻訳権・翻案権の許諾を得て制作しても、完成した二次的著作物を複製・配信する権限まで当然に全て得るとは限らず、契約範囲を確認します。

■ 選択肢での判断ポイント

翻訳・編曲・映画化などの改作、追加部分の創作性、原著作者と二次的著作物の著作者の権利が併存する点を押さえます。

例: 小説を映画化した作品には映画制作者側の権利が生じますが、その映画を配信する際には原作小説の著作者の権利も関係します。

音声で聞く

同じ分野の用語