ファイアウォール(Firewall)

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用語解説

ファイアウォールは、異なる信頼領域間の通信をセキュリティポリシーに基づいて許可・拒否し、境界を通過する通信を記録する制御点です。ネットワーク型、ホスト型、ステートフル検査、アプリケーション認識など実装範囲は異なります。

■ 試験で押さえるポイント

  • パケットフィルタでは送信元・宛先IP、プロトコル、ポート、方向を評価し、ステートフル方式では確立済み接続の状態と対応する戻り通信も追跡します。

  • 既定拒否を基本に業務上必要な通信だけを許可し、送信方向も制御します。規則の順序、重複、広すぎる範囲、期限切れ例外を継続点検します。

  • WAFは主にHTTPの内容とWeb攻撃、IDSは検知・通知、IPSは検知に加えて遮断を行います。名称ではなく検査対象と動作で区別します。

  • 許可済み通信内の攻撃、暗号化され検査できない内容、内部者、端末侵害、設定ミスはFWだけでは防げません。認証、端末対策、分離、監視と組み合わせます。

  • ログには許可・拒否、規則、時刻、送受信先等を残し、時刻同期と集中保管によって調査可能性を確保します。

■ 過去問での着眼点

ファイアウォールは通信ポリシーを強制する装置であり、許可した通信の内容まで常に安全にするものではありません。FW、WAF、IDS、IPSは、検査する層・対象と遮断動作から選びます。

例: インターネットからDMZのWebサーバへTCP 443だけを許可し、DMZから内部DBへはWebサーバのIPから必要ポートだけを許可します。その他は記録して拒否します。

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