IT資格用語解説情報処理安全確保支援士試験・ネットワーク層のプロトコル
ユニキャスト・マルチキャスト・ブロードキャスト
更新日:
用語解説
パケットを一台、参加グループ、同一ブロードキャストドメイン内の全端末のどこへ配送するかを表す方式です。
■ 試験で押さえるポイント
ユニキャストは一つの宛先アドレスへ送り、複数受信者へ同じ内容を送る場合も送信元又は網内で複製が必要です。
マルチキャストはグループアドレスを使い、参加受信者へ配送します。IPv4ではIGMP、IPv6ではMLD等で参加を管理し、ルータにはマルチキャスト経路制御が必要です。
IPv4ブロードキャストは同一ブロードキャストドメインの全端末へ届き、通常ルータを越えません。IPv6にはIPv4と同じブロードキャストがなく、マルチキャストを使います。
ARP要求はIPv4のL2ブロードキャストを使います。IPv6近隣探索はICMPv6マルチキャストを使います。
不要なブロードキャストや未制御マルチキャストは帯域・端末処理・攻撃面を増やすため、VLAN、スヌーピング、フィルタ等で範囲を管理します。
■ 過去問での着眼点
一対一はユニキャスト、参加グループ宛てはマルチキャスト、同一ドメインの全端末宛てはブロードキャストです。また、IPv6にはIPv4型のブロードキャストがないことを押さえます。
例: 同じ映像を100台へ各々ユニキャストすると100本分の送信が必要ですが、対応網でマルチキャストを使えば分岐点で必要な分だけ複製できます。
