IT資格用語解説基本情報技術者試験・データベース
HDB (階層型データベース)
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用語解説
HDB(Hierarchical Database、階層型データベース)は、レコードを根から枝分かれする木構造で管理するデータベースです。ルート以外の各子レコードは原則一つの親をもち、親子の1対多関係を経路としてたどります。
■ 試験で押さえるポイント
最上位に一つのルートがあり、親セグメントの下に複数の子セグメントを置けます。同じ階層内でも、子から見た直接の親は一つという木の制約があります。
ルートから目的レコードまでの既知のパスを順にたどる処理に適し、経路が固定した大量の定型処理では効率よくアクセスできます。IBM IMSが代表例です。
多対多関係や一つの子を複数の親に共有させる表現は不得意で、重複格納や仮想的なリンクなどの工夫が必要です。複数の親を自然に扱う網型との重要な違いです。
アクセス手順が階層構造へ依存するため、階層の変更がアプリケーションへ波及しやすく、任意条件の結合や横断的なアドホック検索は関係DBより扱いにくくなります。
■ 選択肢での判断ポイント
『木構造』『ルート』『一つの子に一つの親』『親から子へ経路をたどる』がそろえば階層型です。子が複数の親をもてる説明なら網型又はグラフ型を検討します。
例: 組織DBを会社ルートの下に営業部・開発部、その下に各社員という順で格納します。営業部の社員を得るときは会社→営業部→社員という固定パスをたどります。