概念スキーマ

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用語解説

概念スキーマは、ANSI/SPARCの3層スキーマにおいて、データベース全体の論理構造を統合的に定義するスキーマです。実体、属性、関連、制約を表し、利用者別の見え方や物理格納方法から独立します。

■ 試験で押さえるポイント

  • 通常、一つのデータベースに一つの概念スキーマがあり、組織全体で共有するデータの意味、関係、キー、整合性制約を一貫して記述します。

  • 外部スキーマは利用者又はアプリケーションごとの見方、内部スキーマはファイル、ページ、索引などの記憶構造です。概念スキーマはその中間で両者を対応付けます。

  • 内部スキーマを変更しても概念スキーマやアプリを変えずに済む性質を物理的データ独立性といいます。索引追加や格納場所変更が代表例です。

  • 概念モデル又は概念設計という業務分析段階と名称が似ていますが、3層スキーマの概念スキーマはDB全体の論理定義を指します。特定利用者だけのビューではありません。

■ 選択肢での判断ポイント

『DB全体の論理構造』なら概念スキーマ、『利用者ごとの見方』なら外部スキーマ、『記憶媒体上の格納方法』なら内部スキーマです。三つの対応を固定して覚えます。

例: 社員、部門、所属関係、社員番号の一意性を概念スキーマに定義し、給与担当には給与を含む外部ビュー、一般社員には連絡先だけの外部ビューを提供します。

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