定義域(ドメイン)

更新日:

用語解説

定義域(domain、ドメイン)は、関係モデルで、ある属性が取り得る値の集合です。単なる格納形式だけでなく、値の型、範囲、形式、単位など、業務上同じ意味で扱える値の範囲を表します。

■ 試験で押さえるポイント

  • 年齢属性なら0~150の整数、都道府県コードなら定められたコード集合のように定義します。各タプルの属性値は対応する定義域に属さなければなりません。

  • SQLではデータ型、CHECK制約、参照表、CREATE DOMAINなどを組み合わせて定義域を実装します。INTEGER型を指定するだけでは負数や非現実的な値まで許すため不十分な場合があります。

  • 同じ物理型でも、社員番号と商品番号は意味の異なる定義域です。意味の違う属性を、型が同じというだけで比較又は結合するのは不適切です。

  • NULLは未知又は適用不能を表す特別なマーカーで、通常の値とは異なります。NULLを許すかどうかは定義域の値集合とは別にNULL制約として扱う考え方が基本です。

■ 選択肢での判断ポイント

属性が取り得る値全体を問われたら定義域です。データ型だけでなく範囲やコード体系も含む点、同じ整数型でも意味が違えば同じドメインとは限らない点を見ます。

例: 評価属性の定義域を整数{1,2,3,4,5}とすれば、3は有効ですが0と6は範囲外です。SQLではINTEGER CHECK (評価 BETWEEN 1 AND 5)などで実装できます。

音声で聞く

同じ分野の用語