のれん

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用語解説

のれんは、企業結合で支払った取得対価等が、取得した識別可能資産と引き受けた負債の公正価値による純額を上回る部分です。個別識別できない顧客関係、組織力、相乗効果など将来便益を包括的に表します。

■ 試験で押さえるポイント

  • 取得時に特許・商標・顧客関係など識別可能な無形資産をのれんと分けて認識し、残差をのれんとします。単なる買収価格全額ではありません。

  • 日本基準では原則として資産計上し、20年以内の効果が及ぶ期間に規則的に償却し、減損の兆候等があれば減損を検討します。

  • IFRSではのれんを規則償却せず、少なくとも毎年、配分した資金生成単位で減損テストを行い、認識したのれん減損は戻し入れません。

  • 識別可能純資産が取得対価等を上回る場合は負ののれんを資産として残すのではなく、基準に従い再検討後に利益処理する考え方です。

■ 選択肢での判断ポイント

買収対価と識別可能純資産公正価値の差額、日本基準の規則償却とIFRSの非償却・減損テストの違いが重要です。

例: 取得対価1,200、識別可能資産の公正価値1,000、引受負債200なら純資産800で、単純化したのれんは1,200800=4001{,}200-800=400です。

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