ROA

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用語解説

ROA(Return on Assets、総資産利益率)は、企業が保有・使用する総資産に対してどれだけ利益を生み出したかを示す収益性・資産効率の指標で、ROA=利益平均総資産×100%\mathrm{ROA}=\dfrac{\text{利益}}{\text{平均総資産}}\times100\%で求めます。

■ 試験で押さえるポイント

  • 分子には営業利益、経常利益、当期純利益など複数の定義があるため、比較時は同じ利益段階へそろえます。分母も総資産又は平均総資産か確認します。

  • 期間利益に対応させるため、平均総資産=期首総資産+期末総資産2\text{平均総資産}=\dfrac{\text{期首総資産}+\text{期末総資産}}{2}を使うと、期末だけの増減による歪みを抑えられます。

  • ROA=売上高利益率×総資産回転率\mathrm{ROA}=\text{売上高利益率}\times\text{総資産回転率}と分解でき、高付加価値化と資産効率のどちらが変化したかを分析できます。

  • 遊休資産の売却で分母が減るとROAは上がり得ますが、将来能力も低下する場合があります。業種・資産評価・リース処理を考慮します。

■ 選択肢での判断ポイント

利益÷総資産\text{利益}\div\text{総資産}で、百分率表示します。ROEの自己資本分母と取り違えず、利益段階の定義も確認します。

例: 当期純利益80、期首総資産900、期末総資産1,100なら平均総資産1,000、ROA=80÷1,000×100=8%\mathrm{ROA}=80\div1{,}000\times100=8\%です。

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