経済性計算

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用語解説

経済性計算は、設備・IT・事業などの投資案について、初期投資、運用費、収益・費用削減、残存価値、期間、資本コストを金額化し、採算性を比較する意思決定計算です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 回収期間法は初期投資を何年で回収するか、ROIは利益/投資額、NPVは将来キャッシュフローを割り引いた現在価値合計から初期投資を引きます。

  • NPV=tCFt(1+r)t初期投資\mathrm{NPV}=\sum_t\dfrac{CF_t}{(1+r)^t}-\text{初期投資}で、NPV>0\mathrm{NPV}>0なら基準割引率rを上回る価値を生むと判断します。IRRはNPVを0にする割引率です。

  • 会計利益ではなく増分キャッシュフローを基本にし、埋没原価を除き、機会費用、税金、運転資本、保守・撤去費、リスクを含めます。

  • 需要、価格、期間、割引率など不確実な前提を感度分析・シナリオ分析し、定量化しにくい戦略性・安全性も別に評価します。

■ 選択肢での判断ポイント

単純回収期間は時間価値と回収後CFを無視し、NPVは時間価値を反映します。利益とキャッシュフロー、埋没原価と増分原価を区別します。

例: 初期投資100、1・2年後に各60、割引率10%ならNPV=100+60/1.1+60/1.12100+54.545+49.587=4.132\mathrm{NPV}=-100+60/1.1+60/1.1^2\approx-100+54.545+49.587=4.132で、正の投資案です。

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