キャッシュフロー経営

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用語解説

キャッシュフロー経営は、発生主義で計算する会計利益だけでなく、実際の現金・現金同等物の流入と流出を重視し、事業継続に必要な資金を確保しながら企業価値を高める経営です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 売上を掛けで計上すれば利益は増えても入金までは現金が増えず、設備購入では支払時に現金が減っても費用は減価償却として複数期間に配分されます。

  • キャッシュフロー計算書は営業活動・投資活動・財務活動に区分します。各区分の正負は、業種、成長段階、投資内容と組み合わせて判断します。

  • フリーキャッシュフローは一般に営業CF+投資CF\text{営業CF}+\text{投資CF}で捉え、本業が生んだ資金から設備投資などを賄った後に、返済・配当・追加投資へ回せる余力を見ます。

  • 売上債権の回収早期化、棚卸資産の圧縮、仕入債務の支払条件、投資選別、資金調達を管理します。ただし支払の不当な先延ばしは健全な改善ではありません。

■ 選択肢での判断ポイント

利益と現金を同一視しないことが最重要です。黒字でも売掛金や在庫が増え、借入返済が先行すれば資金不足となる「黒字倒産」があり得ます。

例: 営業CFが120、投資CFが-80なら、一般的な定義のフリーキャッシュフローは120+(80)=40120+(-80)=40です。財務CFが-30なら、三活動による現金増減は4030=1040-30=10です。

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