キャッシュマネジメント

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用語解説

キャッシュマネジメントは、企業又は企業グループの現預金、入出金予定、資金過不足、調達、運用、為替・金利リスクを可視化し、必要な流動性を低コストで確保する資金管理活動です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 資金繰り表で日次・月次の収支を予測し、最低必要資金を確保します。会計上の予算管理よりも、入出金日と通貨を具体的に管理する点が中心です。

  • CMS(Cash Management System)では、口座情報の集中、資金集中・配分、支払集中などを行い、子会社ごとの遊休資金と外部借入の併存を減らします。

  • キャッシュプーリングは余剰・不足資金を集約する仕組み、ネッティングはグループ内の債権債務を相殺して決済件数と送金額を減らす仕組みです。

  • 効率化だけでなく、権限分離、承認、口座アクセス制御、送金限度額、予測誤差への予備資金を設け、不正送金や流動性枯渇も管理します。

■ 選択肢での判断ポイント

キャッシュフロー経営が現金創出力を重視する経営全体の考え方なのに対し、キャッシュマネジメントは資金予測・集中・調達・運用を具体的に管理する活動です。

例: 親会社に余剰資金80、子会社に不足資金50があるとき、グループ内で50を配分できれば、子会社が外部から50を借りる一方で親会社が80を低利運用する非効率を抑えられます。

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