棚卸資産評価

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用語解説

棚卸資産評価は、商品、製品、仕掛品、原材料などについて、実地又は帳簿で数量を確定し、定めた原価配分方法で単価を求め、期末棚卸高と当期の売上原価を算定する会計処理です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 基本関係は、売上原価=期首棚卸高+当期仕入高期末棚卸高\text{売上原価}=\text{期首棚卸高}+\text{当期仕入高}-\text{期末棚卸高}です。期末在庫を高く評価すると、他の条件が同じなら売上原価は小さく利益は大きくなります。

  • 個別法、先入先出法、総平均法、移動平均法などは、取得原価を払出分と期末残高へ配分する方法であり、実際の物の流れと必ずしも一致する必要はありません。

  • 通常の販売目的で保有する棚卸資産は、期末の正味売却価額が取得原価より下落していれば、収益性低下による簿価切下げを行い、評価損を計上します。

  • 実地数量が帳簿数量より少ない棚卸減耗と、陳腐化・価格下落による評価損を区別します。評価方法は合理的な理由なく期ごとに変更しません。

■ 選択肢での判断ポイント

計算問題では、まず期首数量・仕入数量・払出数量を時系列に並べ、指定された方法で払出原価と期末棚卸高の双方を求めます。両者の合計は利用可能原価と一致します。

例: 期首在庫1,000、当期仕入4,000、期末在庫1,200なら、売上原価は1,000+4,0001,200=3,8001{,}000+4{,}000-1{,}200=3{,}800です。期末在庫を誤って100過大計上すると、売上原価は100過小、利益は100過大になります。

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