総平均法

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用語解説

総平均法は、一定期間の期首棚卸資産とその期間中に取得した同種棚卸資産の原価総額を総数量で割って総平均単価を求め、その単価を払出数量と期末数量の双方に適用する方法です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 総平均単価=期首棚卸高+期間中取得原価期首数量+期間中取得数量\text{総平均単価}=\dfrac{\text{期首棚卸高}+\text{期間中取得原価}}{\text{期首数量}+\text{期間中取得数量}}です。金額の単純平均ではなく、数量で加重した平均です。

  • 期間末に全取得分をまとめて平均するため、期中の各払出時点では最終的な単価が確定しません。継続記録でも期末に一括計算する考え方です。

  • 移動平均法は仕入れの都度、直前残高と新規取得分から平均単価を更新します。総平均法とは計算時点が異なり、払出順序によって結果が異なる場合があります。

  • 価格変動の影響を平均化するため、先入先出法のような原価層は残りません。端数処理の時点・桁数が指定されている場合は、その指示に従います。

■ 選択肢での判断ポイント

分母には販売可能総数量、分子にはその取得原価総額を置きます。売れた数量だけ、又は期末数量だけで平均単価を求めないよう注意します。

例: 期首10個を単価100、追加10個を単価120で取得すると、総平均単価は(1,000+1,200)÷20=110(1{,}000+1{,}200)\div20=110です。12個払出しなら払出原価1,320、期末8個なら880で、合計は2,200です。

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