追跡可能性

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用語解説

ソフトウェア開発における追跡可能性(トレーサビリティ)は、要求、設計、ソースコード、テスト、欠陥、変更、成果物の対応関係を識別し、前後の工程へ双方向にたどれる性質です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 前方追跡では要求から設計・実装・テストへ進み、全要求が実現・検証されたかを確認します。後方追跡では成果物から根拠要求へ戻り、不要な機能がないか確認します。

  • トレーサビリティマトリックスや管理ツールで一意なIDを関連付け、変更時に影響する設計、コード、テスト、文書を漏れなく抽出します。

  • 完全性、整合性、正確性をレビューし、単に同じ名前を記載するだけでなく、関係の種類、版、変更履歴、検証結果を保ちます。

  • 製品流通経路を追うトレーサビリティもありますが、この分野では開発成果物間の追跡が中心です。版管理履歴だけでは要求との関係まで保証しません。

■ 選択肢での判断ポイント

要求からテストまで、またテストから要求までの双方向追跡を押さえます。要求漏れの確認と変更影響分析に利用します。

例: 要求REQ-12を設計DES-08、関数PAY-03、テストTC-41・42へ関連付けると、要求変更時に修正・再試験対象をたどれ、未テスト要求も検出できます。

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