IT資格用語解説基本情報技術者試験・ソフトウェア設計手法
インスタンス
更新日:
用語解説
インスタンスは、クラス等の型定義に基づいて生成され、実行時に固有の識別性と具体的な属性値を持つオブジェクトです。
■ 試験で押さえるポイント
同じクラスの複数インスタンスは同じ属性構造・メソッドを共有しても、属性値とライフサイクルは個別です。
生成時にコンストラクタ等で初期状態を設定し、操作によって状態が変化し、参照されなくなれば破棄・回収されます。
クラス変数はクラス全体で共有され、インスタンス変数は各実体に属するため、保存場所と更新影響を区別します。
分散・永続化環境では、メモリアドレスだけでなく業務キーやオブジェクトIDにより同一性を管理します。
■ 選択肢での判断ポイント
クラスが定義、インスタンスが具体的実体です。同じ値を持つ二オブジェクトでも識別上は別インスタンスの場合があります。
例: 顧客クラスから顧客ID 101と102を生成すると、氏名が偶然同じでも別インスタンスであり、片方の住所変更はもう片方へ影響しません。