IT資格用語解説基本情報技術者試験・知的財産権
考案
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用語解説
実用新案法上の考案は、自然法則を利用した技術的思想の創作で、物品の形状、構造又は組合せに係るものが実用新案登録の保護対象です。
■ 試験で押さえるポイント
発明の定義にある『高度のもの』という要件は考案の定義にはなく、小発明とも呼ばれますが、新規性・進歩性等は必要です。
保護対象は物品の形状・構造・組合せに限定され、製造方法、通信方法、化学物質や物品の形を伴わないソフトウェアだけは対象になりません。
実用新案は実体審査を経ず方式・基礎的要件の審査で登録されますが、権利行使前には実用新案技術評価書を提示して警告する必要があります。
存続期間は出願日から10年で、特許権の出願日から原則20年とは異なり、製品の短いライフサイクルに対応する制度です。
■ 選択肢での判断ポイント
物品の形状・構造・組合せ、方法は対象外、無審査登録、権利行使時の技術評価書、出願から10年を関連付けます。
例: 工具の握り部の構造や容器の開閉機構は考案になり得ますが、新しい販売方法だけを実用新案として登録することはできません。