IT資格用語解説情報処理安全確保支援士試験・伝送制御
フロー制御
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用語解説
送信側が受信側の処理速度や受信バッファ容量を超えてデータを送り、あふれさせないように送信量又は送信時機を調整する制御です。データリンク層とトランスポート層の双方で用いられます。
■ 試験で押さえるポイント
停止待ち方式では一フレームを送るたびに確認応答を待ち、単純ですが伝搬遅延が大きい回線では利用効率が低くなります。
スライディングウィンドウ方式は確認前に複数単位を送信でき、受信側が許可するウィンドウサイズ内で連続送信して回線利用率を高めます。
TCPの受信ウィンドウは受信側の空き容量を通知し、送信中で未確認のデータ量を制限します。受信ウィンドウ0なら送信側は通常データ送信を一時停止します。
フロー制御は受信者の過負荷を防ぐ仕組み、輻輳制御はネットワーク内部の混雑を抑える仕組みです。TCPは両方を行いますが、目的と判断材料が異なります。
■ 過去問での着眼点
受信バッファと送信速度の調整ならフロー制御、ネットワーク全体の混雑なら輻輳制御です。停止待ちとウィンドウ方式の送信可能範囲を図で追います。
例: 受信側がウィンドウ8,000Bを通知し、未確認データが6,000Bなら、送信側が新たに送れるのは8,000−6,000=2,000Bまでです。