IT資格用語解説情報処理安全確保支援士試験・伝送制御
ポーリング/セレクティング方式
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用語解説
ポーリング/セレクティング方式は、一本の回線へ複数の従属局を接続し、制御局が通信相手と送信権を集中管理する回線制御方式です。ポーリングは従属局からの送信、セレクティングは制御局からの送信に用います。
■ 試験で押さえるポイント
ポーリングでは制御局が各従属局へ送信データの有無を順に問い合わせ、指名された局だけが制御局へ送信します。
セレクティングでは制御局がこれから送信する従属局を指定し、相手の受信準備を確認してからデータを送ります。方向を逆に覚えないことが重要です。
制御局が送信権を一つずつ与えるため衝突を防げますが、データのない局への問合せも回線時間を使い、局数が多いほど一巡待ちが長くなります。
制御局の故障が全体へ影響する単一障害点になります。コンテンション方式の分散的な競争や、トークンを局間で巡回させる方式とは異なります。
■ 過去問での着眼点
従属局に『送るものがあるか』を聞くのがポーリング、制御局が『あなたへ送る』と相手を選ぶのがセレクティングです。通信方向を主語から判断します。
例: 本店の制御局が支店A、B、Cへ順に問合せ、Bだけが売上データを返信するのがポーリングです。本店からCへ設定データを送る前にCを指定するのがセレクティングです。