IPsec(ESP、AH、IKE)
更新日:
用語解説
IPsec(Internet Protocol Security)は、IP層でパケットの機密性、完全性、送信元認証、リプレイ防止などを提供し、ホスト間又はネットワーク間のVPNなどを構成するプロトコル群です。
■ 試験で押さえるポイント
ESPはペイロードの暗号化による機密性と、構成に応じて完全性・認証を提供し、AHは暗号化せず完全性・送信元認証を提供します。
トランスポートモードは主にIPペイロードを保護し、トンネルモードは元のIPパケット全体を新しいIPパケット内へカプセル化します。
Security Association(SA)は方向ごとの保護条件・鍵を表し、双方向通信には通常それぞれのSAが必要です。
IKEで相手認証、アルゴリズム合意、鍵交換、SA管理を自動化し、証明書又は事前共有鍵などを利用します。
■ 過去問での着眼点
ESPとAH、トランスポートとトンネル、SAが単方向、IKEの役割を図や要件から見分けます。
例: 拠点ルータ間でIKEにより鍵とSAを確立し、ESPトンネルモードで社内IPパケット全体を暗号化して運びます。