IT資格用語解説基本情報技術者試験・データベース
関係モデル
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用語解説
関係モデルは、データを属性の定義域に基づくタプルの集合、すなわち関係として表し、関係代数などの集合演算で操作するデータモデルです。実装上は関係を表、タプルを行、属性を列として表現します。
■ 試験で押さえるポイント
関係は属性名と定義域をもち、各タプルは各属性に一つの値を対応させます。数学的には集合なので、同一タプルの重複や行・列の本質的な順序はありません。
候補キーと主キーでタプルを識別し、外部キーで関係間を対応付けます。実体整合性、参照整合性、ドメイン制約により正しい状態を保ちます。
選択は行の抽出、射影は列の抽出、結合は共通条件で関係を組み合わせ、和・差・直積なども関係を入力して関係を返す閉包性をもちます。
SQLの表は既定で重複行を許す多重集合として動作する場合があり、NULLも含みます。これは純粋な関係モデルとの差であり、DISTINCTや制約で意図を明確にします。
■ 選択肢での判断ポイント
表形式という外見だけでなく、タプルの集合、キー、定義域、選択・射影・結合という語を結び付けます。経路を手続的にたどる階層・網モデルとの違いも問われます。
例: 社員(社員番号, 氏名, 部門番号)と部門(部門番号, 部門名)を部門番号で結合し、営業部だけを選択して氏名を射影すれば、営業部員名の関係が得られます。