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タプル(行、組)
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用語解説
タプル(tuple、行、組)は、関係モデルで、一つの対象又は事実について各属性の値を組にしたものです。関係を表として表示したときの一行に対応し、関係は相異なるタプルの集合として表されます。
■ 試験で押さえるポイント
関係R(A1,…,An)のタプルtは、各属性Aiに対してその定義域に属する値t[Ai]を一つ対応させます。n個の属性をもつタプルをn項組と呼びます。
数学的な関係は集合なので、同じ値の組をもつタプルは重複せず、タプルの並び順にも意味がありません。SQLの表示順を保証するにはORDER BYが必要です。
候補キーは関係内の各タプルを一意に識別できる最小の属性集合です。行番号や物理格納位置ではなく、タプルがもつ属性値で識別します。
タプルは一行全体、属性は列の定義、属性値は行と列の交点にある一つの値です。レコードは実装やファイル処理でも使う語ですが、関係モデルではタプルが理論上の用語です。
■ 選択肢での判断ポイント
表が示されたら、一行をタプル、一列を属性として数えます。行の順序や重複を関係の本質とする選択肢を除き、候補キーが各タプルを識別できるか確認します。
例: 学生(学生番号, 氏名, 学年)に(1001, 山田, 2)があれば、これは三つの属性値からなる一つの3項タプルです。学生番号1001を用いてこのタプルを一意に識別できます。