アプリケーション層

更新日:

用語解説

アプリケーション層は、OSI基本参照モデルの最上位である第7層で、利用者のアプリケーションプロセスへファイル転送、メール、Web、名前解決などのネットワークサービスを提供する層です。

■ 試験で押さえるポイント

  • HTTP、SMTP、FTP、DNSなど、アプリケーション間で要求と応答の意味やメッセージ形式を定めるプロトコルをこの層へ分類します。

  • Webブラウザというソフトウェア全体又は画面UIそのものが第7層なのではなく、その通信部分がHTTPなどのアプリケーション層サービスを利用します。

  • 第7層のデータは下位へ渡され、第4層のポート、第3層のIPアドレス、第2層のMACアドレスなどの制御情報で順次カプセル化されます。

  • OSIの第5~7層の機能は、TCP/IPモデルではまとめてアプリケーション層に含めるのが一般的です。OSIとTCP/IPの層数を一対一で対応させません。

■ 選択肢での判断ポイント

HTTP、SMTP、FTP、DNSなど利用目的に直結する通信サービスなら第7層です。ブラウザの描画や表計算など、ネットワークと無関係なアプリ機能まで全て第7層とはしません。

例: ブラウザとWebサーバがHTTPのGET要求と応答を交換する規則はアプリケーション層です。そのHTTPメッセージをTCP、IP、Ethernetが下位で運びます。

音声で聞く

同じ分野の用語