IT資格用語解説基本情報技術者試験・経営環境の変化
JIS Q 22301
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用語解説
JIS Q 22301は、組織が事業中断を防止・低減し、中断へ備え、発生時に対応して事業を復旧するための事業継続マネジメントシステム(BCMS)について、構築、運用、維持、継続的改善の要求事項を定める日本産業規格です。
■ 試験で押さえるポイント
現行の基礎規格はJIS Q 22301:2020で、国際規格ISO 22301:2019と技術的内容が一致し、2025年には気候変動への考慮を加える追補が行われています。
組織の状況、リーダーシップ、計画、支援、運用、パフォーマンス評価、改善というマネジメントシステムの枠組みを採り、PDCAでBCMSを運用します。
BIA、リスク評価、事業継続戦略・手順、演習、監視・測定、内部監査、マネジメントレビュー、是正処置などを体系として整えます。
個別企業のBCPひな形や復旧時間を一律に指定する規格ではありません。組織の規模・目的・環境に応じたBCMSへの要求事項で、適合性認証にも用いられます。
■ 選択肢での判断ポイント
ISO 22301に対応するBCMSの要求事項規格です。「情報セキュリティ管理」はJIS Q 27001、「品質管理」はJIS Q 9001との混同に注意します。
例: 製造会社が適用範囲を定め、BIAから重要製品を選び、代替生産手順を訓練し、内部監査と経営者レビューで改善する仕組みを規格に沿って構築します。