マトリックス組織
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用語解説
マトリックス組織は、職能と製品、職能と地域、職能とプロジェクトなど、異なる二つ以上の組織編成軸を重ね、構成員が複数の管理者へ属する組織形態です。
■ 試験で押さえるポイント
専門技術を職能部門に蓄積しながら、製品・プロジェクトへ必要な人材を横断配置でき、限られた専門資源の共用と市場別対応を両立します。
構成員は職能部長から専門能力・人事面、プロジェクト責任者から納期・成果面の指示を受けるなど、命令系統が二元化します。
複数視点の調整と情報共有に強い一方、指示の競合、優先順位争い、会議増加、責任の曖昧化が起こりやすいため、決定権と評価方法を明確にします。
職能別組織と事業部制を単に並置するだけでなく、同じ人員が複数軸へ同時に所属する点が本質です。一時的なプロジェクト組織とも区別します。
■ 選択肢での判断ポイント
複数の編成軸と二重の指揮命令系統が決め手です。専門性と事業対応を両立できますが、「命令系統が必ず一つで明確」は誤りです。
例: 技術者Aがデータ分析部に所属しつつ製品Xプロジェクトへ参加し、能力評価は職能部長、納期・成果はプロジェクト長と調整します。