事業影響度分析(BIA)
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用語解説
事業影響度分析(BIA:Business Impact Analysis)は、業務が中断した場合の財務、顧客、法令、信用、操業などへの影響が時間経過とともにどう増えるかを分析し、優先して継続・復旧すべき業務と復旧目標の根拠を明らかにするプロセスです。
■ 試験で押さえるポイント
製品・サービスと業務を洗い出し、中断時間ごとの影響、許容できない時点、繁忙期、相互依存関係、必要な人員・施設・情報・供給者などを把握します。
最大許容停止時間(MTPDなど)を踏まえて目標復旧時間(RTO)を設定し、データについては許容できる損失時点を目標復旧時点(RPO)として検討します。
BIAは中断の影響と復旧優先度を評価するのに対し、リスクアセスメントは脅威の発生可能性と結果、既存対策などを評価します。発生確率だけで重要業務を決めません。
分析結果は事業継続戦略、代替手段、資源配分、BCP作成へ入力します。全業務を同時に即時復旧するのではなく、許容限界と依存関係から順序を決めます。
■ 選択肢での判断ポイント
業務停止の影響、重要業務、RTO、必要資源を導く分析がBIAです。「脅威ごとの発生確率を算定することだけ」はリスク分析寄りです。
例: 受注停止は24時間で主要顧客を失うため最大許容停止24時間、余裕を見たRTOを8時間、失ってよい受注データを最大1時間分としてRPOを1時間に設定します。