擬似言語の読み方の基本(宣言・代入・注釈)

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用語解説

擬似言語は、ITパスポート試験や基本情報技術者試験でプログラムを表すときに使われる、特定の言語に依存しない記述方法です。日本語の文と記号で、変数の宣言、代入、条件分岐、繰返しを書きます。

■ 試験で押さえるポイント

  • 「○」で始まる行は関数・手続の宣言です。「○整数型:sigma(整数型:max)」は、整数型の引数 max を受け取り、整数型の値を返す関数 sigma を表します。

  • 「整数型:n」は変数の宣言です。「整数型の配列:a ← {2,4,1,3}」のように、宣言と同時に初期値を代入することもできます。

  • 「←」は代入で、右辺を計算した結果を左辺の変数に格納します。「return 式」は関数を終了し、式の値を呼出し元へ返します。

  • 「//」の後ろや「/* */」の中は注釈(コメント)で、動作には影響しません。処理の範囲は字下げと endif・endfor・endwhile で表します。

  • 基本情報技術者試験では、関数の外で宣言した大域変数(どの関数からも使える変数)や、値が入っていないことを表す「未定義」も使われます。

記法

意味

例

○ 型:名前(型:引数)

関数の宣言(戻り値あり)

○整数型:sigma(整数型:max)

○ 名前( )

手続の宣言(戻り値なし)

○printArray()

型:変数名

変数の宣言

整数型:n,m

変数 ← 式

代入(右辺を計算して左辺へ)

calcX ← calcX + n

return 式

関数を終え、値を返す

return calcX

// 注釈、/* 注釈 */

説明。動作には影響しない

// 空文字列を格納

○整数型:sigma(整数型:max)
 整数型:calcX ← 0
 整数型:n
 for(n を 1 から max まで 1 ずつ増やす)
  calcX ← calcX + n
 endfor
 return calcX

■ 選択肢での判断ポイント

まず宣言行で引数と戻り値の型を確認し、呼出し時の値(例:sigma(3) の 3)を引数に当てはめます。代入は右から左へ読み、比較の「=」や「と等しい」と混同しないようにします。

例: 上の sigma(3) では、calcX は 0→1→3→6 と変わり、戻り値は 6 です(1から3までの総和)。

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